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分析と爆発のあいだ

【永久保存版】藤井風のカバー動画大全 #27:ハッピーエンド / back number

2017/2/3 動画名:back number - 「ハッピーエンド」

www.youtube.com

 

開口一番いきなりクソニッチな話で本当に申し訳ないんですが、小島和也のベース、マジで殺人性高すぎる。冬の恋愛ソングで大衆性を手に入れたback numberの「もう一つの顔」、いやむしろ僕はこっちが""back number""だと思ってるんですが、『聖者の行進』『青い春』『大不正解』『003』『KNOCK』『MOTTO』など清水依与吏の「暴力性」がビンビンに張ってる脳汁曲なんですけどその彼の暴力性に触れて覚醒した小島和也はマジで手が付けられなくなる。曲始まってから終わるまで永遠にベースで殴られ続けてるんですが。俺は今「小島和也のベースで殴られることで分泌される幸せホルモン」で全身満ちてる。血だらけで幸せ感じてる俺...

 

『ハッピーエンド』は『ヒロイン』『クリスマスソング』の顔した圧倒的""back number""なので。懐に呼び寄せたふりして後頭部ぶん殴ってくるガチヤバ曲。原曲のラスサビ(3:49~ ↓ ) 、小島和也のベースラインを聴いてくれ。いや聴け。

youtu.be

ほかの同じフレーズの箇所は「レーレーレーレーレーレーレーレーレーレーレーレーレーレーレーレー」って冷静に弾いてるのにここだけ「レーレーレーレーレーレーレーレ~⇧⇧⇧レ-レ-レ レ-レ-レ レ-レ-レーレミレ~」。本人もMVの中でバカ暴れてるんですけどそれ以上にベースラインが好き勝手やってるんで生半可な気持ちで聴くと死にます。感情の爆発というよりむしろ狂気の目覚め。前頭葉人質に取られてる気分になる音楽なんて聴いたことあります??これ聴いたことなかった人はベースラインが脳に焼き付くまで聴いてほしい。

 

記事の2/3以上「小島和也の殺人性」について延々と語ってますけど、藤井風は小島和也とはまた違うベクトルの「恐ろしさ」を持ってる。「藤井風のカバー」の何が危険かって、原曲のリミッターぶっ壊しちゃうんですよ。

 

《大丈夫 大丈夫ゥゥゥゥゥゥウウウウウ》の「ゥゥゥゥゥゥウウウウウ」でゆっくり全音上がっていくとこにトゥリルぶち込んでるし、原曲より楽器数少ないのにダイナミクス異常だし、そのせいで鍵盤ミシミシ言ってるし、常に音割れてるし。

 

視聴者の脳を犠牲にして原曲が持つ「攻撃力」を100000000000倍に増幅させる。聴く側からしたらマジで怖いんですよ、次どんなのくるか全く見当つかない沼に突き落とされてる。目隠しされながらジェットコースターに無理やり乗せられてる感じ。まあ自分から乗りにいってるんですけどね......

 

それって、もしかして...FUJIiYAMA......??

 

www.fujiq.jp

 

ハッピーエンド / back number
作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏

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<#26「楽園 / 平井堅」- #28「奏 / スキマスイッチ」>
back number - 「ハッピーエンド」 - YouTube