雫に恋して / indogo la End【千夜千曲・第5夜】
新しい音楽を発掘したい、そんな方の助けとなるべく始まった「千夜千曲」計画。一日一曲、音楽発掘のきっかけとなるような曲をspotifyプレイリストに追加しています。たまに選曲理由などを記事にします。今回は5夜目。
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【第5夜】雫に恋して / indigo la end
瑞々しいイントロで始まるこの曲は、最初から最後まで雨と涙で濡れている。川谷絵音の透き通る歌声と緩くリバーブのかかったギターが、打ちつける雨と止まらない涙を残酷なほど美しく映す。
「indigo la End」というバンド名はスピッツのアルバム「インディゴ地平線」から取ったそうだ。「インディゴ地平線」は海をモチーフにした楽曲が多く収録されている。
そこにある水辺の世界観を1996年から真空パックして持ってきたかの如く再現・再構築したのが「雫に恋して」だと思う。大名曲。ぜひ「インディゴ地平線」と一緒に聴いてほしい。