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ほとんどちゃんのWorks

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」

はてなブログさんが10周年だそうです。おめでとうございます。と同時にいつもありがとうございます。普段は参加しないんですが(今日は機嫌がいいので)参加してみたいと思います

 

 

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

昔、twitterで「ほとんど野球」というハンネで活動していた名残です(野球のことしか呟いてなかったのでこんな単純すぎる名前になりました)

 

はてなブログを始めたきっかけは?

某プラットフォームから移転してきたので文章は前から書いていました

文章を書き始めたのはただ単純に書きたかったからです。めちゃくちゃ心をわしづかみにされるような音楽を耳にしたときに感じるなんともいえない高揚感をそのまま放置しておくのは僕には無理でした

 

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

圧倒的にこれ。もうあと10年はこんな文章書けないと思う

almost.hatenablog.jp

 

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

真夜中に急に書きたくなりますね。夜2時とかから書き始めることもあります

 

自分の記事を読み返すことはある?

結構毎日読み返している気がする。別に自分の文章が好きなわけではなく、しっくりこない箇所を修正するという目的がメインです。嘘です、自分の文章は好きです///

 

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

ざっと40記事くらい。ボツ記事もいつか何かの役に立つと自分に言い聞かせてそのまま放置してあります

テーマは新譜のレビューからボヤき、高校の時のエピソードまで雑多です

 

ささやかな幸せ

コンビニでピノを買ってきて、こたつで食べる(冬限定)

ほんとこたつ大好き。今日もさっきまでこたつで昼寝してた。首痛い。

 

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

10周年おめでとうございます!!バチクソ使いやすいです。これからも僕の執筆モチベ上げてください。

 

10年前は何してた?

小5?小6?中学受験の勉強に明け暮れていた。当時第一志望にしていた中学にプールが新設されることになって慌てて志望校を変えた覚えがある(ちゃんと受かりました)。「プール嫌い」だけで志望校を変えて勉強頑張れちゃうの、我ながらプール嫌いすぎるな。

 

この10年を一言でまとめると?

いろんなことを怖がってきた10年間。怖がりすぎて貴重な機会をたくさん逃してきたような気がするけど、その分自分の内面と向き合う時間ができたのは悪くなかったかな。「文章を書く」という営みもその一環だったように思います。

 

 

10の質問に答えてみました。ほぼ自己紹介だな。

 

このブログも10年、20年と息の長いものにしていきたいと思っていますので、なにとぞ応援のほどよろしくお願いいたします!!

 

ほとんどちゃん

2021年9月 ベストソング10曲

CBT(これに受からないと病院実習させてもらえない)まであと一か月半。勉強頑張ります。

勉強のお供に聴きまくった曲を10曲まとめました。正直今月はいい曲多すぎて「2021年9月 ベストソング250曲」とかにしようと思ったんですけど自重しました。ちなみに今回はいつもは選ばないアーティスト多めです。

 

ほぼコメントなくてすみません。聴けばわかる粒ぞろいの名曲たちなので、ぜひ味わってください

1. テーマソング / ポルノグラフィティ

 

2. rainy rainy rainy rainy blues / 佐藤千亜妃

 

3. Amulet / SHE'S

 

4. Kiss me befor I rise / chilldspot

 

5. ENDLESS (feat. SIRUP) / TENDRE

TENDREの新アルバム、マジで名盤。"IMAGINE" ぜひ聞いてほしい。このアルバム、全部がリード曲みたいな顔してるし実際それだけのクオリティが最初から最後まで...トッポと同じくらいチョコたっぷりなんですよ素材】その点トッポってすごいよな最後までチョコたっぷりだもん - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=Orv4whQmts8

6.リトルダンサー feat. Ito (PEOPLE 1) / Wurts

 

7. プライマル / 東京事変

Original Loveの楽曲を東京事変がカバーするという、音楽オタクにとってはたまらんご褒美。甘い曲だからこそ浮雲の歌唱も映える。

椎名林檎は『LET'S GO!』を、浮雲長岡亮介)は『ディア・ベイビー』を、どちらも本人名義でカバーしている。それだけ彼らが「Original Loveから認められている」ということ。途方もなくうれしい。

8. School / Mega Shinnosuke

えげつないアーティストが出てきた。Vaundyが登場したときにも書いたが、Mega ShinnosukeはVaundyとは違う「ボーダーレスさ」を持っている。オルタナ全開の『甲州街道をとばして』、シティポップを取り入れたミドルバラード『Lead 2 Love :)』、爆音とリリックでリスナーの鼓膜を破壊する『明日もこの世は回るから』『Sports』、そしてそのどれにも分類し難い、この『School』。Mega Shinnosukeは俺らを飽きさせてくれない。芯はあるのに一つとして同じサウンド、似通ったテイストがない。今日もまた新たな気持ちで「メガシン」を聴こうと思う

 

9. ヒバリのこころ - インディーズ Version / スピッツ

 

10. 東京協奏曲  / 宮本浩次 × 櫻井和寿 organized by ap bank 

櫻井和寿が歌う「東京」と、宮本浩次が叫ぶ「痛み」に敵うものはこの地球上にはもうないんですよ。尊い

 

 

1. テーマソング / ポルノグラフィティ
2. rainy rainy rainy rainy blues / 佐藤千亜妃
3. Amulet / SHE'S
4. Kiss me befor I rise / chilldspot
5. ENDLESS (feat. SIRUP) / TENDRE
6.リトルダンサー feat. Ito (PEOPLE 1) / Wurts
7. プライマル / 東京事変
8. School / Mega Shinnosuke
9. ヒバリのこころ - インディーズ Version / スピッツ
10. 東京協奏曲 / 宮本浩次 × 櫻井和寿 organized by ap bank

 

Spotifyプレイリスト

「藤井風の音楽が聴けない」なんてほざいてた俺【Fujii Kaze “Free” Live 2021 ライブレポート・後編】

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https://fujiikaze.com/

完全文字起こし&ライブレポート、後編です。前編はこちら

almost.hatenablog.jp

 

配信から今日でちょうど1週間がたったわけですけど、PCの画面焼き切れるくらいめちゃめちゃ見まくりました

〈目次〉

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

Cadenza.

"恵みの雨...Blessing rain."

"何の曲かわかるかな?"
"Guess what song it is."

雨空にしっとりと、しかししっかりと響くピアノ。カデンツァを抜けた途端、曲は表情を一変させる。音の圧がすべて押し寄せてくる。YAMAHAが本気出してきた。黒い躯体を震わせ、出せる音を全て出しているかのよう。

7. 死ぬのがいいわ

ちょっとざらついた声がとんでもなく映える曲、冒頭の《hey yeah, hey》の「ハァァアアア....」から絶頂した。正直脳が迷子。感情がどっかいった。静と動、緩と急、あらゆる毒と薬を全身にぶち込まれてセルフブラックパレードしてる。幽体離脱しては戻ってを繰り返す哀しき猛獣になった

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

「エーイ、テレレラレー、タレレレレラルノォエオエオー、テレレンナーリラエラリラララン、デレレレレンデレレレレンデレレン......エーィ、テーレレンレェレー、テレレレレレレルルルンエィー、テレレンナーリラダラリラァァン、ナラランナラランナァラベェーイ...」

言葉をもたないメロディーは間奏でも容赦なく俺に斬りつけてくる。斬りつけられたその瞬間から傷が癒される不思議な感覚。このライブを通して俺の中でこの曲は歴代でも五本の指に入るサイコ曲にランクインしました。最高。

 

 

そのまま「帰ろう」をイメージしたテーマが始まる。いつ聴いても、何度聴いても、心の奥に忍び込んでくるようなメロディー。鍵盤から指を下ろす。

"みんな、深呼吸しよか。Let's take a deep breath together."

そう言って立ち上がると、それぞれの方向に向けて、大きく一回ずつ、合計4回、優しい表情で深呼吸をする。

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

座ったと同時に前奏が始まる。

8. 帰ろう

ああ すべて忘れて帰ろう
ああ すべて流して帰ろう

あかん。また浄化されてまう。というかもうこのライブ30分聴いてて醜い気持ち全部流されちゃったからもう浄化するべきものが残ってない。

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

「万人受け」と「哲学的な歌詞」を一曲にまとめることができる藤井風のコンポーザーとしての凄さ。はあるんだけど、もう解説とか要らないんだよなこの曲は。全日本人に聴いてほしい浄化ソング

"ほんまは晴れじゃったら、「寝そべり配信」ということでここで寝そべろうかと思ってたんですけれども、雨でも寝そべります"
"...come rain or come shine, I do whatever I want."

"Let me take a nap, let's take a nap, together"
"一緒に昼寝しましょ...イテッ"

"Aren't you tired?"
"疲れてませんか?"

"There's so many tiring things in this world, on the internet. We should take a break from them sometimes."
"この世にはなんかすごい疲れることとか、なんか窮屈なこととかいっぱいあると思うけど、なんかもう、みんなちょっと...休んでええんやでっていうことよ、一緒に昼寝しましょ"

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

"あの...Yeah, we should take time for just...you know...close your eyes, feel the nature, connect with higher spirit, sometimes."
"やけん、目閉じて、自然感じて、なんかでっかいもんとつながるっていう時間を取ってください。"

"OK, you guys, keep on meditating."
"じゃあ瞑想しようてください。ワシはそろぼち次の曲に向かいます。"

"The show is coming to an end, almost."
"もうそろそろ終わりに近づいて来よるから、このショーも、次の曲行きます!"

(イヤモニの受信機を落とす)
”あっ!えっと...おっけ”

"Yeah, the next, I'd like to do another masterpiece that God gave me, it's called "Seishun Sick". "
"青春病って曲やります。"

9. 青春病

『青春病』がスタジアムに似合いすぎる。雨でしっとりもいいけれど、今度この曲をライブで聴くときは突き抜けるような青空がいいな、と思ってみたりする。

ドローンがスタジアムを映し出す。芝生の真ん中で演奏する藤井風が、小さく見える"masterpiece"という言葉がぴったりな曲。この曲を生んでくれて本当にありがとう......

 

 

 

"次の曲で最後の曲かもしれません。最後の曲かもしれません"
”The next song, COULD be the last song, PROBABLY. I know God only knows.”

と含みを持たせながら、『旅路』へと移ってゆく。

10. 旅路

"みんな、人生ほんまいろいろあるけど、意味もない(ようにも感じる)起こる事すべてには意味があるから、理由があるから。怖がらずに、ビビらずに行きましょうや。俺ら兄弟やし、うちら姉妹やし、みんなこの宇宙っていう大学の生徒やから。"

"I love you."
"Everything happens for reason. So don't be afraid, my friend. We are brothers, we are sisters, we are all universal(university?) students of this universe."

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

そういって彼はイントロを弾き始める。

"It's called "Tabiji". "

雨の雫が、髪から流れ落ち、鍵盤の上で跳ねる。
藤井風は森羅万象を司る神なのではないかと思ってしまうほど、美しい。憂鬱な雨すら芸術に組み込んでしまうおおらかさとポテンシャル。

パフォーマンスがピークに達する。指が鍵盤の上で踊り、ピアノもそれに応える。この自然界を代表するような崇高なやり取りを間近で目撃できる幸せよ。

 

 

11. 何なんw

Aの音。鍵盤をたたく。いつも通りの伏線回収。

Yay, clap your hands, clap your hands, clap your hands, everybody!
That's the end, That's the end, That's the end of this party!

"これがほんまに最後の曲やで"
"This is SURELY the last song. No matter what you belive or not. This is dedicated to higherself and all of us. This is Gospel."

"皆の中のヒーローみたいなものに捧げるゴスペルみたいな曲かな、じゃあ知っとったら歌ってください。"
"Sing along with me if you know the words. OK, hey, 1,2,3,go!"

イントロだけでえげついほど盛り上がれる超神曲。正直このイントロ世に出しただけで国宝認定受けていいレベル。コンマ何秒で体中の血液沸騰する。

配信、ライブのたびに(比喩的な意味でも、そのままの意味でも)藤井風と『何なんw』は違った表情を見せてくれる。それが曲の魅力であり、また彼自身が持つ魅力の所以でもある。そんなことを考えていたらあっという間に曲は終盤に。

"Thank you for watching, thank you for coming, thank you for being."
"見てくれて、来てくれて、そして、いてくれて、ありがとうございます。"

"じゃあ、みんな元気で。"
"God bless you. GOD BLESS US."

両手を合わせてお辞儀。彼のルーティーンだ。風が日々何を考え、思っているのかは、究極的には我々には分からない。でも、彼が「愛」を動機として動き、我々にも愛を届けようとしてくれていることだけは確かにわかる。貴重なことだよな。このささくれ立った世の中でこんなにも優しさに満ちた人がいる。

〈総括〉

本当に「優しさ」が存分にあふれたライブだった。「藤井風の音楽が聴けない」なんてほざいてた俺、マジでバカすぎて笑ってしまう。

あの、正直このライブ、もともと見るつもりも聴くつもりもなかったんですよ。前日までは見ようともしなかった。でも、前日にたまたま『青春病』がシャッフル再生で流れてきて、それがすべての答えだった。なんかもう嘘とか強がりとか醜い感情全部ひっくるめて「もうええよ」と許されて抱きしめられてるような気がして、恥ずかしくなった。

と同時にもう一度中毒になった。本能が藤井風の音楽を欲している。溺れてきます。

 

〈Set List〉

0. opening「夏の香り
1. きらり
2. Heal the World
3. 燃えよ
4. もうええわ
5. 優しさ
6. 特にない
7. 死ぬのがいいわ
8. 帰ろう
9. 青春病
10. 旅路
11. 何なんw

https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

www.youtube.com

藤井風がただただ尊い【Fujii Kaze “Free” Live 2021 ライブレポート・前編】

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https://fujiikaze.com/

「売り出し中の」アーティストが「スタジアムで」「無料で」開催するという書いてて脳がバグりそうな状況。MCの文字起こしとともに振り返っていきたいと思う。前編です。

〈目次〉

0. opening「夏の香り

「罪の香り」に進化する前の「夏の香り」。本人も「もともとは『夏の香り』ゆーすっげぇ爽やかな曲だったんですけど...」って言ってたけどその通りすぎてぶっ倒れた。

442Hz、普段よりちょっと高めに調律されたピアノが華やかだ。モノクロームの濡れた世界が広がっている。※9/12 18:24訂正。指摘くださった方ありがとうございました。

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

 

1. きらり

ライブアレンジの前奏からは想像もつかない「きらり」。原曲のグルーヴ感、疾走感はそのままにPiano Arrange。そうだった、藤井風の原点は弾き語りだったんだ、ここからすべてが始まったんだと思い出す。

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

間奏。跳ねるようなピアノに合わせ、世界に色が付く。色彩が戻ってきた。青と赤のスタンド、緑の芝生、藍色のジーンズに白のTシャツ。目に鮮やかだ。藤井風の弾き語りを語るときに僕がよく使うのは「歌うようなピアノ」「リズム隊いらねえじゃん」ということなのであるが、まさにこのプレイングはそれを体現してくれている。

《Ah ah ah ah》

最高潮になったところで、風は鍵盤を思い切り叩く。静寂が訪れる。

《......どこにいたの 探してたよ》

優しく歌い始める。日産スタジアムは再び熱気を帯び、そのまま「きらり」は終わりへと突入していく。

 

 

雨脚が強くなってくる。伝説のライブになる予感がする。

2015年9月6日、あのMr.Childrenの「伝説のライブ」も、9月のはじめ、土砂降りだった。

 

"Welcome babe. It's funny that I ended up live streaming from this freaking huge stadium ALONE, without any band, without any audience. It's crazy, it's cringey. "

"こんなひれー場所で、なんか一人で、誰もおらんのにライブしょーるのウケるんですけれども、まあ"

 

"At least many people have strived, many people have tried to hold this show with an audience, but...... yeah, this is what it is. This is the reality of today's world."

"たくさんの人があのー、お客さんを入れてこのコンサートをやろうとしょーてくれたんじゃけれども、あの、んー、まあこれが今のありのままの現状を表しています。"

 

"But I'm thankful for that... Umm... I feel so blessed to have this weird opportunity."

"でもこんな激レアな機会をいただけてることにめちゃくちゃ感謝してるし、めっちゃ恵まれてると思うんで......ありがとうございます。"

 

"Make yourself at home, cuz I make myself at home."

"お互いrelaxしていきましょうや。"

 

 

2曲目に移っていく。ここのMCは権利の関係でカットされているから、覚えている範囲で彼が言っていたことを書き下す。

"ワシの大好きなPop Star...... Michael Jacksonの曲をやりたいと思います。"

2. Heal the World (cover)

人種について。戦争と平和について。貧困と飢えについて。誰かを愛すること、自由、家族。地球上にあるすべての問題に向き合い、悩んで、そしてすべてを受け入れること。

この地球で生きていくことのすべてが歌われているこの曲を、今、この世界で藤井風が歌う。こんなにも尊く守るべきものがあるのか。そして彼はこうも続けた。

"彼が生きていたら、もしこの今の世界に生きていたら、どんなことを歌っただろうか、と考えたりします。"

藤井風も僕と同じことを考えていたんだと思うとなんだか胸が熱くなった。マイケルはもういない。でも、いいんです。藤井風という現代のPop Starが、こんなにも考え、悩み、発信し、愛を届けてくれているのだから。

1991年、マイケルから「Heal the World」というプレゼントを受け取った世界中の人たちも、僕らとちょうど同じような気持ちだったのかもしれない。

 

 

アーカイブで聞けなくなっているのが勿体なさすぎる。お金ならいくらでも僕が出しますんでもう一度だけ見せてもらえませんか何卒......

 

 

"次はいきなり新曲やりたいと思います。"

"I'd like to do a new song that you'd never heard of before. It's called "MO-EH-YO". "

 

"——なんかこの曲はちょっとダサいぐらいまっすぐな、ストレートな曲なんですけれども、まあ、ワシが、なに、無気力とか、なんかちょっと落ち込んだように感じとるときに、こんぐらいまっすぐで力強い曲があってもいいんじゃないんかなあと思って、ワシが必要としてたような曲です。みんなも必要としてくれてたら嬉しい。"

"The message of this song is quite straightforward and a little bit childish and green like "Cheer buddy, it's not the end of the world"-type-of-song... but I can need it,  such a song to lift me up when I feel spiritless or helpless, so I hope you need it, too. "MO-EH-YO"

3. 燃えよ(新曲)

7月末、特設サイトに突如現れた歌詞。ファンが最も心待ちにしていたであろう「燃ええよ」。その予想と期待を遥かに凌駕する圧倒的な曲と演奏。

燃えよ
あの空に燃えよ
明日なんか来ると思わずに燃えよ
クールなフリ もうええよ
強がりも もうええよ
汗かいてもええよ
恥かいてもええよ

「音符に対する言葉の数」が今までの曲に比べると極端に少ない。「一つの音符につき一つの文字」くらいのペースで、なんだか文字を置いていくような感覚に近いような気がする。

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

「燃えよ」「もうええよ」「~もええよ」三種類の「MO-EH-YO」を駆使しながら全力で我々を肯定してくる。まっすぐな愛情でぶん殴られた。

簡単じゃないかもね
でも難しくはない
迷いながら探すの
それはみんな同じ

概念的なことをよく歌にする彼が、ダサいとか手抜きとかテキトーな輩に言われるかもしれないという恐れを押し殺して、こんなに素直で無垢で汚れていない詞を世に出したこと。もうすごい以外の言葉が出てこない。

あぁマジで何も怖くない
この風のって進め先へ

「風」の力、信じさせてくれ。

 

4. もうええわ

"This song is called "MO-EH-...WA". This song is about "Free". "

「もうええよ」から「もうええわ」へ。【free】を主題にした曲だから、このライブの核となる曲なのかもしれないと感じる。「燃えよ」「もうええよ」と同様、繰り返される「もうええわ」。

「”燃えよ" の後に聴く "もうええわ" 」は、なんだか「"HEHN" の2曲目に入っている "もうええわ"」とは別の曲に聴こえる。二曲が同じセットリストに共存することで化学反応が起こり、この曲が孕んだえげつない開放感だったり"自由さ"がより際立って聴こえたのかもしれない。

 

二番Aメロ。

傷口はいつかカサブタ
すぐ剥がれ落ちてサヨナラ
心だってそんな風に癒えたらいいのにな

畳みかける、心にグサグサくるやつ。次のアルバム曲の中にラップ曲ぶち込んできそうな気配、怖くて夜しかぐっすり眠れん

 

5. 優しさ

マイクを持っておもむろに立ち上げる。芝生の上を歩き、カメラをしっかり見据える。

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

今何を見ていた あなたの夢を見た
優しさに殺られた あの人の木陰で
今何を見ていた あなたの影を見た
優しさに震えた あの腕の中で

晩夏の雨が加湿器となり、藤井風のパフォーマンスも熱量を上げていく。「歌唱力」という枠の中では形容できないような神聖さがそこにはある。

1フレーズ歌い上げるとピアノの前に戻り、いつもの「優しさ」。でもいつもとは違うような気がする。柔らかな表情で捧げる祈りの歌。

 

Cメロ終わり、

《Ah~》

ここ、死ぬほどゾワっとした。雨の音と、藤井風の鳴らす音の厚みと、いろんな要素がかみ合って、一瞬だがフルオーケストラに聴こえたのだ。そこには確かにストリングスがあった。弦と弓が擦れる音、松ヤニの香り、しなやかに動く左手。音楽の神様が彼に与えたギフトだと勝手に思い込んでおこうと思う。

 

 

"大丈夫っすか?ねぇ。あのー、なに?違うか。まあいいわ(笑)あのね、次は、みんなと一緒に演奏したい曲があるんやけど"
”Next song, I'd like to perform with you, with you. ...OK?”

6. 特にない

ピアノの下を叩き始める。

"Can you do this?
これできます?この手拍子。

Everytime you clap, imagine that you let go all of your negative energy like dust of your heart. By the end of this song, believe that we will be clean and shine inside and out.
手拍子するたびに、みんなの心の中にあるネガティブなエネルギーがはじけて飛んでいくようなイメージを持って、手を叩いてほしいです。この曲が終わるころにはたぶんワシら、小ぎれいになっとるはず、OK? 1,2, 1,2,3... 

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https://youtu.be/4VUKDx0wfwY

彼の言葉通り、自分の醜い気持ちが全部浄化されていくのが分かる。負のエネルギーが空に溶けてゆく。「人に優しくしろ」とか「悪いことはするな」とか押し付けれているわけじゃない。「あんたはあんたらしく、とらわれずに生きていいんやで」と受け入れてくれるだけなのに、永遠に優しく在れる気がするのである。彼の「優しさ」の本質はそこにあるのかもしれない。

 

後編に続く......

almost.hatenablog.jp

 

 

www.youtube.com

2021年8月 ベストソング10曲

CBTが刻々と近づいてきまして、ちょっと勉強に本腰を入れようかなと思っております。8月のベストソングはどうしても発表しておきたかったので、以下に。文章が全くない記事を出すのは少々気が引けますが、このままだとお医者さんになれません(汗)

 

1. マスカラ / SixTONES

www.youtube.com

 

2. Sprite / OKAMOTO'S

 

3. ひとりじゃない / SEVENTEEN

www.youtube.com

 

4. Asking For A Friend / CHVRCHES

 

5. あの街に風吹けば / 羊文学

 

6. Soulコブラツイスト ~魂の悶絶 / 桑田佳祐

 

7. Permission to Dance / BTS

www.youtube.com

 

8. ฝันร้าย/ฝันดี ( move on ) feat. Awesome City Club / STAMP

www.youtube.com

9. 君がいない / Saucy Dog

10. Editorial / Official髭男dism

 

 

1. マスカラ / SixTONES
2. Sprite / OKAMOTO'S
3. ひとりじゃない / SEVENTEEN
4. Asking For A Friend / CHVRCHES
5. あの街に風吹けば / 羊文学
6. Soulコブラツイスト ~魂の悶絶 / 桑田佳祐
7. Permission to Dance / BTS
8. ฝันร้าย/ฝันดี ( move on ) feat. Awesome City Club / STAMP
9. 君がいない / Saucy Dog
10. Editorial / Official髭男dism

 

Spotifyプレイリスト

【フジロックライブレポ】オーサムが性癖にぶっ刺さって抜けなくなった

Vaundyのライブレポートを書かせてもらった昨日に引き続き、今日もレポします。

Awesome City Clubが僕の性癖にぶっ刺さって抜けなくなりました

目次

 

0. Opening

「D→D/C→G→A#dim」というピアノのコードから始まる。ストリングスが加わり、「夏の午後はコバルト」をアレンジしたテーマが奏でられる。メンバー登場。会場「GREEN STAGE」に合わせてメンバー全員が緑を纏う。え...ちょっとまってPORINちゃんなんちゅう格好してるんですか...ワンピ前後逆に着ちゃったとかじゃないっすよね...?......大丈夫そうですね......おぢさん焦りました

PORIN「おはようございまーす!Awesome City Clubです!フジロック!はじめよう!」

 ハイハットの4カウントからキーボードのイントロ。一曲目が始まる。

 P「『夏の午後はコバルト』!」

 

1. 夏の午後はコバルト

最新曲「夏の午後はコバルト」を一曲目に披露。最新にして最強のポップナンバー。コンポーザー・atagiとリリシスト・PORINの才能が溢れて仕方がない。真夏の午後、苗場の空は雲の合間からコバルトブルーがのぞいている。

 P「《イメージのその先へ》、いいぞ!」

会場丸ごと飲み込んでしまうんじゃないかくらいという勢いでモリシーのギター。歪みが絶好調。前後にステップ踏みながら涼しげにぶちかますソロで「あぁ、いい...」以外のボキャブラリーが没収された

 

2. GOLD

間髪入れずに二曲目へ。歪んだギターが遠くから聴こえてくる。『GOLD』だ。「ロックバンド・Awesome City Club」の歴史を語る上で絶対外せない代表曲。スネアの16分音符でGREEN STAGEの温度は一気に沸点まで駆け上がる。

 

1曲目、2曲目と二人の喉がちょっと心配だ。無理もない。開催できるか、できないか。その瀬戸際でずっと調整を強いられてきたのだから。開催して良かったのかとか、医療への負担がどうとか、自分が医学生だからこそ感じることはたくさんあるけれど、こうしてオーサムがパフォーマンスを届けてくれること、自分の心を暖めてくれていることに、とりあえず今は素直に感謝したい。

 〈GOLDの光は消えない〉

 何度も何度も繰り返すこのフレーズに、音楽の底力を信じる3人の情熱と愛を浴びてびしょびしょになった。音楽の光は消えない。

 

3. アウトサイダー

お馴染みのリフで会場は3曲目『アウトサイダー』に突入する。

 実は、この曲がかかったとき、
「あぁ、現地参戦しなくてよかった...」そう思ってしまう自分がいた。

オーサムの音楽には「強制踊らせダンスナンバー」という何とも危険な引き出しが確実に存在する。その引き出しを開けてしまったが最後、体の動きは止められなくなる。もし俺が麻薬吸ったらこんな感じになるんだろうな、という状態になる。手足が勝手に踊りだすのだ。もし現地に足を運んでいたら、「運動神経悪い芸人」「踊れない芸人」の称号を総ナメする俺の気持ち悪いクネクネ踊りを大披露することになっていただろう。それだけは絶対に避けねばならない。

 ......いや、実はほかのファンも俺と同じ悩みを抱えてるのでは...?みんなクネクネしてるんじゃね......?やっぱり、参戦してみようかな......

 

P「つながろうフジロック、『アウトサイダー』」

P「手を取り合おうフジロック、カモン!」

 ちょっとこのPORINの言葉で軽率にグッときてしまった。出演しても辞退しても後ろ指を指されるこの状況で悩みぬいた三人だからこそ、この言葉が重みを持つ。

 

4. <MC>

ようやくatagiが一言目を発する。 

atagi「改めまして、Awesome City Clubです。フジロック、最高な一日に、なると思っているし、したいので、最後まで一緒に、楽しんでくれたら嬉しいです、よろしくお願いします!」

あの、はい、すでにめっっっっっっちゃ楽しいです。

 

5. 青春の胸騒ぎ

ここでこれくるかァアアアア!クゥゥゥゥ~~~!!と拙宅で一人悶えておりました。

俺をオーサムの沼に引きずり込んだ真犯人はコイツです。胸騒ぎハラスメント、略して「ムナハラ」で逮捕したい。「ヒロイン」「クリスマスソング」「SNOW SOUND」と並んで冬の定番ソングにならないとおかしいレベル。JR東日本の広報担当の方、見逃してますよ??「JR SKI SKI」CMソングへの採用通知、待ってます。僕の方に送ってもらえれば伝えとくんで。誰ですかあなたは。

《Baby, one more time, 巻き戻そうよ》

に合わせてPORINが両手の指を使ってぜんまいを巻き戻す仕草で一気に一面真っ白の銀世界に拉致されて消息不明の意識不明。

そしてなんといっても「歌うピアノ」。サポートピアニスト、田中佑司bonobos)。人間の持ち得る感情のすべてを鍵盤に投影したかのようなプレイング。ソロ最高でした。

ここで再びモリシー情報です。モリシーが首を前後に振ってリズムをとりながら静かにフレーズを奏でる姿がたまりません。音楽に、ギターに、そしてオーサムに止めどなく愛を注ぎ続けるボンバーヘッドに今回も釘付けになってしまいました

 

6. color

新曲。一気にイントロで涼しい「緑」の風が吹き抜けた。GREEN STAGEにぴったりすぎて鳥肌立った。オーサムがすごいのはこういうシティポップを演ったときに、「重さ」も「軽さ」も両方兼ね備えた演奏になること。なんというか、もう、心臓に刺さってます。好きです。好き。

〈変わるカラー〉

で曲のキーが変わるのと同時にライトも青から赤へ。僕の周りの温度が、少し上がった。心地よい目眩を感じながら曲が終わる。

 

7. Don't Think, Feel

うおぉぉォォォォォォキタァァァァ!!atagiのイケイケな「Don't Think, Feel!」をリアルタイムで聴けるとは思わなかった。きっとGREEN STAGEも全く同じ気持ちだっただろう。ステージは一気にダンスフロアと化す。割れそうな地鳴りが聴こえるかのようだ。現地で爆音で聴きたかった欲がムクムクと。

 

P「会いたかったぞーーー!!!!!」

 

俺もーーーーーーーーー!!!!!!ウォッホンゲホンゲホン

ステージを堂々と闊歩するatagi、コーラスと並んで左右にステップを踏むPORIN、モリシーのしなやかな身のこなしとシンクロするような、上がったり下がったりうねるギター。会場のすべてが揺れて、鳴っていた。

 

8. 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる

そのままオーサム随一のエロ曲『今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる』へ。規則正しく刻まれるバスドラ、湧きあがるフロア。

 P「フジロック楽しんでますか~!もっともっと楽しみましょう、よかったら一緒にステップ踏んでください!」

 会場は拍手で応える。大歓声が聞こえないのは寂しいけれど、会場が確実に熱気を帯びているのが画面越しでも伝わってくる。息切れしたPORINの声が余計に妖艶さを醸し出す。

 

 a, P《乾杯!》の瞬間にテキーラ摂取してヘロヘロになったところにPORINがやって来て、P《飲もうよ!》の追い討ち。完全に潰れた。そこから記憶がなく、目が覚めると朝。

P《嘘つき》

えっ...嘘...?嘘つき...?俺が...?でもPORINに言われたらもう俺は嘘つきなのだ。嘘ついた記憶を強制的に植え付けられる。翻弄されるしかない......今夜だけは間違いじゃないことにしてくれませんか......ダメですか......そうですか......

 

9. STREAM

モリシー情報、第三回です。打ち込みの上に乗ったモリシーのギターがいい味出してます。今のオーサムに肉体感を持たせているのは彼なのだなと改めて。欠かせないプレイヤー。

渋谷という街の変わりざまにバンドの変化を投影した歌詞。作詞はPORIN。彼女の描く「東京」が本当に好きだ。休む暇なくオーサムが結成した地・渋谷に飛ばされる。

 

10. <MC>

熱を帯びて浮かされたGREEN STAGEは、すこしばかり冷静を取り戻した。

 PORINが観客に向かって「あっ!」って指さして笑ってたんだけど、あれはなんだったんだろう。指の先には何があったのか、気になって青春の胸騒ぎしてる。観客が青髪だったとか...?

 a「楽しんでますか?
 未来を想って、作った歌を、聴いてもらいたいなと思います。『またたき』」

 

11. またたき

atagiとPORINが織りなす旋律の美しさ。モリシーのギターソロと弦楽の共鳴。泣きのピアノ。リズム隊が担う曲の骨格。曲が終わった後の残響。奇跡の連続のような曲だ。感情が渋滞した。

 

12. 勿忘

世の中がAwesome City Clubを見つけるきっかけになった曲。

2番AメロはストリングスにPORINの声が乗っかる。「計算されてる」とか思いたくないほどの自然な美しさ。心を洗い流してゆく。

 

もはや彼らは、この曲を世界に届けるために生まれてきたんじゃないかと。音に身をゆだねながらこれからもずっと彼らにとっても、また僕を含めたファンにとっても特別な歌になっていくんだろうなと感じた。

 

13. Lullaby for TOKYO CITY

まさかの終盤3曲連続でダンスナンバーを外してくるとは。これはかなり攻めたセットリストだ。メンバー全員がギターを持って曲が始まる。

P「最後の曲になります。この特別なフジロックが、どうか明るい未来につながっていきますように。みんな元気でいてください。また会いましょう!」

 

サビ《Lullaby for TOKYO CITY》の歌詞に合わせて響くhi-Dのコーラスが会場を包み、まるで讃美歌のような響きをもたらす。会場に足を運んだ人、家から見ている人、そしてチームACC。一人一人の祈りが緑に溶けてゆく。

 モリシー情報、最終回です。モリシーの「おやすみ」が尊いです。優しさに溢れてる。俺のパパになってくれ。毎晩おやすみって言われたいぜ

 

 3人で向き合って、3人ともが体を揺らし、それぞれがギターをかき鳴らして、終演を迎える。P「どうもありがとうございました、Awesome City Clubでした。」3人で深々と頭を下げ、両手を挙げ、素晴らしい時間を共有したオーディエンスに挨拶をする。

 

〈まとめ〉

神セトリ。まさに「オーサムミュージック」が限界まで詰まったセットリスト60分だった。そして改めて感じるのは、曲どうしがケンカせずに「同居」している凄さ。ダンスナンバー、ゴリゴリのロック、シティポップ、バラードの同棲生活。

毎回オーサムのライブ映像を見る度に感じる、名曲の多さ。絶対これセトリ組むの楽しいだろうな......PORIN「これいれちゃお☆」とか言ってそう(失礼)。

......メインコンポーザー・atagiのアウトプットの質の高さと、それに応える形で、数え切れないほどの化学反応を生み出してきたメンバー。5人から3人になっても、ずっと変わらないものがある。それを存分に見せつけてくれたオーサムメンバーに、心から拍手を送りたい。

〈Set List〉

0. Opening
1. 夏の午後はコバルト
2. GOLD
3. アウトサイダー
4. <MC>
5. 青春の胸騒ぎ
6. color
7. Don't Think, Feel
8. 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる
9. STREAM
10. <MC>
11. またたき
12. 勿忘
13. Lullaby for TOKYO CITY

 

Spotifyプレイリスト

【フジロックライブレポ】Vaundyのことしか考えられなくなった【文字起こしあり】

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FUJI ROCK FESTIVAL '21......OKAMOTO'SにミレパにKing GnuにオーサムにVaundyにKOTORIに君島大空に......と好きなアーティストがたくさん出演するのに参戦できないこの状況に憤死しそうだったんですけど、YouTubeで今年も無料生配信......ほんっと感謝しかありません。

 

画面越しでもVaundyのヤバさがゴリゴリに襲ってきたのでレポします

※セトリ、ネタバレを含みます。というかネタバレしかないです

目次

0. Opening

前回のワンマンライブ「KATARIBE」と同じ演出でVaundyが登場する。オーディエンスから期待と羨望のまなざしで迎えられる。

1. 不可幸力

湧く会場、激しく脈打つ乾いたドラム。RED MERCURYで極限まで熱されたたくさんの魂が「愛で」の瞬間に空に放たれる。現地に赴く決断をした人、泣く泣く参戦をあきらめて画面越しに見つめる人、すべての人のモヤモヤとか心のわだかまりがスッと溶けていく奇跡を目の当たりにした

2. 泣き地蔵

 音源化されていない新曲「泣き地蔵」。これを二曲目、しかも「不可幸力」の直後に持ってくるところに、Vaundyのこの曲に対する相当な自信を見た。

フレーズ間に挟まれた「シクシクシク シクシクシクシクシク」が会場のボルテージを一気に頂点まで高めていく。どこがサビなのかわからないような、ずっと熱に浮かされたような不思議な感覚に襲われる

3. <MC>

さっきまで泣き地蔵演ってたとは思えないユルさ。「ギャップ萌え」超えて「ギャップオぇ」。「振れ幅でゲロ吐く」っていうのが僕の口癖なんですけど、やっとぴったりの用例が来たかって感じですね......バカにしてないから。怒らないで......

Vaundy「こんばんは、バウンディです。(拍手)......いっぱいいますね、ハイ。ハァ、疲れちゃった、フゥ。ハァ~!本当にありがとうございま~す!(拍手)緊張......むちゃくちゃ緊張します.......メガネが曇っちゃって何にも見えないすけどw え~なんだっけ、あ、そうだ、ちょっと声出せないと思うんですけど、あの、大丈夫なんで、全力で体を動かして、拍手いっぱいしてください!楽しんでってください!」

会場が拍手に包まれ、またしても新曲を披露する。

4. benefits

音が鳴らされた瞬間、RED MERCURYは一気に20世紀イギリスへとタイムスリップする。「teamバウンディ」がNIRVANAに見えてくる。Vaundyはさしづめカート・コバーンといったところか。歌詞もメロディも音作りもすべてが「安心安全のVaundy産」。計算されつくしたえげつなさ。聴衆殺しにきてる。心臓えぐられてどっか持ってかれました......カエシテ...カエシテ......こんなにローテンポなバラードなのに動悸と汗が止まらん。

5. 融解sink

大名盤の1stアルバム「strobo」後のリリース曲が全曲そろって粒ぞろいの大名曲。「strobo」の存在感を、いい意味で薄れさせるというか、 Vaundyが確実に前を向いて進んでいることが分かりすぎる。

その中の一曲、「融解sink」。普通ライブ行った時ってバリバリにノレる曲は体動かしまくって腕振りまくって、大人しめの曲の間にちょっと座って休憩したりするじゃないですか。Vaundyのライブはそれができないんすよ。「ノレる曲」しかない。休む暇がねぇ。次の日の幸せな体の痛みがそれを証明する

6. napori

音のスキマがあるのに心地よさが超越してる。これを箱で演って、会場を音で埋め尽くせるのがすげぇ。本当に音楽の神に愛されているとしか思えないパフォーマンス。いやもはやVaundy自身が神なのかもしれねぇ......邦楽界で「Vaundy」というジャンルを確立してしまうような奴は人間なんかじゃねえだろ(失礼すぎる誉め言葉)

7. <MC>

Vaundy「ありがとうございます!改めまして、Vaundyです。あの、すいません、あのめっっちゃ私用なんすけど、今日僕の母ちゃんの50歳の誕生日なんすよw(拍手)はい、ありがとうございます多分大丈夫です、はい、ありがとうございます、まあ多分大丈夫でしょうこれでw」

ここで、恒例になりつつある温度確認。これもともとMCの原稿に入ってねぇだろと思ってしまうが彼がやるとサマになってしまうのが憎い。好き。

Vaundy「みなさん、こないだ僕あの北海道行ったんですけど、北海道行ったとき、僕だけすごい暑かったみたいで......みなさん、寒い方っていらっしゃいます?(わずかに手が挙がる)あっ大丈夫だ今日は......じゃあ、大丈夫っすね?暑い人?(ゆっくりと手が挙がる)今ちょっとゆっくりだったな、こっからはアツくいきましょう、みなさん新曲とか知ってたりしますかね?いきましょう、『花占い』」

8. 花占い

まさか、本人が「花占いダンス」を......?............違うか。踊ってねえか......。いつもどおりVaundyが暴れ狂ってるだけだった。でも、これがあの摩訶不思議なダンスの完成形なのかもしれねえ......あと間奏のシャウトやらせて......会場で叫ばせてくれぇぇぇぇええええ

9. 東京フラッシュ

ここで「不可幸力」と並んで彼を一躍有名にさせた「東京フラッシュ」。ふと気付いたのだが、彼のライブでは、ほとんど必ずといっていいほど曲間を一定間隔空けている。間髪入れずに次の曲へ!ということがない。あの「間」は大粒ぞろいな曲を一番いい形で届けるためのベストな間隔なのかもしれない

そんなことを考えていたら、あっというまに曲はCメロに突入。こんなに何億回も聴きに聴きまくった曲なのに、毎回新鮮な気持ちで聴ける魔法

10. 怪獣の花唄

Vaundy「フジロックいけるか?いくぞ!」ここで会場のボルテージは最高潮に達する。冒頭から彼のライブにおける最大の持ち味ともいえる声の裏返りがセクシーすぎて直視できねぇ。怪獣に向けられた拳銃がぶっぱなたれたようなスネア、心臓を引っ張たくバスドラ、歪んだ止め処ないギター、利口に見えて所々で裏切ってくるアブないベース。「teamバウンディ」のすべてがドストライクすぎる。文章がとまらねぇ

間奏。

Vaundy「まだまだいけるでしょ?!」観客を煽る。

はやくこれも「落ちてく過去は鮮明で~過ぎてく日々には鈍感な君へ」ここ会場でオーディエンス全員で大合唱シャウトしたい。叫びながらボロ泣きする自信ある。

Vaundy「ねぇ、もっと!」

絶頂した。そもそもこの曲を絶頂せずに最後まで聴けたことなどないが。だいたい2番以降の記憶がない。

Vaundy「いくぞー!」

逝きました。ごちそうさまです......

11. <MC>

息切れしながらMCに入る。

Vaundy「ありがとうございます。(拍手)フゥ、ありがとうございます。本当に。えー、これから、たぶん、まだまだ戦いが続くと思うので、できないことばかり数えず、できることをみんなで数えていきましょう。(拍手)フジロック出させていただきありがとうございました!(拍手)一日目、今日楽しめたでしょうか?(拍手)(観客の反応をみて)楽しめた?そうだよね。俺もめちゃくちゃ楽しかったです。またどこかでお会いしましょう。『しわあわせ』。」

12. しわあわせ

Aメロの空気感強い切ないのに芯があるのもヤバい、ヤバいしか言葉出てこないくらい好きだし、Cメロで毎回確実に虐殺される

《重なるひびを僕達は/流るるひびも僕達は/思い出すこともなくなって/そんな》

くるぞ......備えるぞ......失神しないように身構えるんや......

《し~わ~あわせェでェ~!!》

失神。卒倒。

「......ありがとうございました。」

ほんとこっちが「ありがとうございました」だわ。こっちがお礼言いたい。こんなん無料で見ていいんか?

最後「しわあわせ」はアンコールを求める拍手が鳴りひびくが、そのまま演奏は終わりを告げた。

 

まとめ

正直、Openingと一曲目に「不可幸力」というセレクトがZepp Hanedaの"KATARIBE"と一緒だったことだけで「あ~KATARIBEの続きみたいな感じね」と謎に音楽有識者ぶってしまったことをクソほど反省した。2曲目に「泣き地蔵」持ってきた時点でもう土下座。これはKATARIBEの続きなんかじゃなかった。どんどん名曲を作って世界にぶっ放していくというVaundyなりの決意表明であり、アプローチの中間報告。

そして最後の曲「しわあわせ」もKATARIBEと同じだった。が、前回以前とは明らかに違う意味を持って聴こえた。「しわあわせ」を演るとき、KATARIBE以前では「新曲聴いてください」という意味合いが強かったが、今回は「セトリの一員」として完全に馴染んでいた。確実に一歩ずつ、というより三段飛ばしくらいで階段を駆け上がっていくVaundyに必死についていかざるを得ない。

 

合計9曲。Vaundyのヤバさをゴリゴリに摂取した45分だった。ゲロ吐いて心臓取られて筋肉痛という満身創痍で、ひとまず筆を置く......イテ

〈SetList〉

0. Opening
1. 不可幸力
2. 泣き地蔵
3. <MC>
4. benefits
5. 融解sink
6. napori
7. <MC>
8. 花占い
9. 東京フラッシュ
10. 怪獣の花唄
11. <MC>
12. しわあわせ

 

Spotifyプレイリスト