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分析と爆発のあいだ

【永久保存版】藤井風のカバー動画大全 #8:革命のエチュード / ショパン

2010/12/30 動画名:革命のエチュード ショパン

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いままで見てきた藤井風とは完全なる別人格がそこに座っている......#7までJ-POP、でこれがゴリゴリのクラシック、で次がRADWIMPS。頭オカシくなりそう......

この曲はもともと左手の練習曲なのであるが、左手で弾くべきところを右手で弾ききってしまう猛者。最初指の動き見てたときに違和感がすごかったのはコレか。その弾き方に批判コメントがたくさん来ているが……当の本人は「この方がのびのび弾けて曲にノビが出るんやで」とかしゃあしゃあ言い放ちそうでちょっと笑ってしまう。

結構前に「HELP EVER HURT NEVER オフィシャルピアノスコア」なるものを買ったのだが、そこには藤井風からのメッセージが。

“きちんと楽譜通りにひくことに挑戦するのはもちろん素晴らしい事ですが、弾きにくいところは、自分の弾きやすいように音を省いてもかまいません。逆に物足らないところがあれば、自分のアレンジを加えてもいいかもしれません。” 

“弾き語りの歌メロに関しても同じです。譜面上の指示やアドバイスはありますが、最終的には自分が歌いたいように、表現したいようにやってみてください。”

“この曲集が、皆さんの素敵なミュージックライフのお役に立てますように。”

そもそも彼はきちんとしたクラシック・ピアノの教育を受けている。その盤石な地盤をそなえた上で「弾きやすいように弾いていい」、これが言えることが凄い。理論ゴリゴリ・正確さ重視で攻めていってもおかしくないところを、「自由」に、しかし音楽に誠実にこなしていく。

逆に言えば、彼が圧倒的な音楽的素養を持ち合わせていることを我々は知っているから、彼がどんなにアドリブを入れたとしても安心して見ていられる。多くのミュージシャンすら彼に惹かれるのは、自分にはない、彼の(ある意味での)「自由さ」「寛容さ」に惚れ込み、それを欲しているからだろう。

 

一言コメント:なんか今回すごい真面目だね。しっかりしろ!!俺!!!

 

革命のエチュード / ショパン

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<#7「君って / 西野カナ」- #9「おしゃかしゃま / RADWIMPS」>
幻想即興曲 ショパン - YouTube