東京事変の花金ﾅｲﾄ-ﾋﾞﾖﾝﾄﾞ - ｱｼﾞﾄなう。書き起こしvol.7
「東京事変の花金ﾅｲﾄ-ﾋﾞﾖﾝﾄﾞ - ｱｼﾞﾄなう。」（2021/12/22 21:00～）全文書き起こしです。
見逃してしまった方、アーカイブの代わり......とはなりませんが雰囲気を楽しんでいただけたら嬉しいです。
バックナンバーはこちら↓
vol.1：オープニング～タイトルコール
vol.2：1. 群青日和～4. スーパースター
vol.3：5. 修羅場～7. キラーチューン
vol.4：8. 閃光少女～10. 生きる
vol.5：11. 女の子は誰でも～13. 落日
vol.6：14. うるうるうるう〜16. 緑酒
vol.7：17. 原罪と福音・18. 仏だけ徒歩（イマココ）
vol.8：19. 選ばれざる国民・エンディングトーク
〈vol.7 index〉
17. 原罪と福音
伊：（話の続き）顔変わるんすよ、亀田さん（笑）。
刄：「ちょっとごめんね〜」って言いつつ、キリッと。
亀：おっ、『原罪と福音』だ。
浮：「そして、今回のベストアルバムには新曲も2曲収録されています」が、どうですか？
伊：よかったですよね、新曲を2曲入れられて。
刄：ね。ほんとそうだね。
浮：新曲は何と何でしたっけ？
亀：今かかってるのが『原罪と福音』。と、『仏だけ徒歩』。
浮：今日、電話が来て、知り合いというか。その人は深大寺の住職さんとすごい仲が良くて。深大寺の住職さんが「東京事変にイベントやってもらえないか」って。
刄：いくいく。
浮：味の素スタジアムが近いから、そこで一緒になんかやらないかみたいな（笑）。
伊：めっちゃいいじゃん。
亀：永平寺の部分どうすんだろう。
浮：永平寺もね。やったらいいよね。
亀：ね、両方だね。
刄：今休養中だけど伝えとくわ。「深大寺で...」まあ見てるか。でも休んでるとこ悪いか...
亀：この曲、去年の春だよね。俺、GWに作ってたんだもん。
伊：去年？今年じゃない？
亀：No, no, no.。ん、今年？去年去年。麻布台のスタジオで録ったの。緊急事態宣言で何もかも止まってて。自分のスタジオで、すっげー青空で、なんか曲作りたくなって。ポンポンポンってすごいシンプルなデモなんだよね。ピアノとメロディーぐらいの。
伊：俺これ、亀田さんのデモ通りに弾いたような気がする。
亀：そうそう。間奏とか他は違うけどね。
伊：いやでも、それ以上足したくなかったみたいな感じですよ。
刄："つみ"とかも？
亀："つみ"とかもそのまんま。俺がこんなになって弾いてるピアノよ。
刄：ピアニストって...（鍵盤を）押す強さで命が変わるなぁ。
浮：正解というか。それしかなかったんでしょうね。
亀：ちょうど、羽田空港に着陸する飛行機の航路がその頃変わって、自分がピアノ弾いてる窓のすごく近くに（飛行機が飛ぶようになった）。で、「飛行機もきっと空っぽで飛んでるのかなぁ」なんて思って。だから、「早くこのパンデミックが終わらないかなぁ」みたいな気持ちを込めたっていうか、そんな気持ちだった時に作ったの（曲）に『原罪と福音』っていう歌詞が付いてきて。
刄：仮タイトルが...
亀：仮タイトルはね、「distance」。
浮：まさに。
亀：あとで見たら2曲作ってたんだよね。『獣の理』が『ルネッさんす』ってタイトル（仮タイトル）だった。「さんす」はひらがなでちょっとふざけて...
刄：これねほんと...ね...（言いかけてマイクを気にする）
伊：いまなにした？（笑）
亀：ん？どうかしたの？（笑）
刄：ごめんごめん、いや、マイクにこれ（銃）がゴツゴツ当たってないかなぁと思って。
亀：あー！大丈夫じゃない？
伊：もう銃置きなよ（笑）。
亀：銃片手に、グラス片手に、みたいな。
刄：いや、コンテに「銃」って書いてあったんですよ。
浮：置いた瞬間にすぐ（椎名さんから）メッセージくるかもよ。「銃を置くな」って（笑）。
一同：（笑）。
刄：（笑）。「銃を置くな」と（笑）。
伊：そういやとしちゃん前も銃持ってたもんね。
浮：まえは弾も...ね。
亀：前一回撃ったよね？部屋で。
刄：撃ったっていうか空砲ですけど。そりゃそうか（笑）。
一同：そりゃそう（笑）
刄：（銃を構える）
伊：もう怖いから〜
亀：怖い怖い怖い！
刄：これはたぶん猟銃ですね。
（チャットを確認）
伊：遅れてんな、これ。
亀：すごいみんなメッセージくれてるよ。今（視聴者数）何人？
伊：20,000人ですね。
刄：20,899人。
亀：よっしゃぁ！
伊：いやちょっとさ〜落ちなかったのがよかった。
刄：20,000ってすごくない？
亀：ラストスパート行こうよみんな。
刄：1人何人ってわけじゃないけど、でもすご。
伊：ありがてえよ、ほんとに。
刄：これアーカイブは残らないですよね。（スタッフに確認）はい。残らないよー！
18. 仏だけ徒歩
亀：お、『仏だけ徒歩』。
伊：きましたねー。
亀：これさ、俺ビデオ（MV）撮りに行く時道迷っちゃってさ。
刄：えっと...調布？
亀：調布じゃない、調布は迷わなくて千葉の方。ほんとにね、ナビ通りに行ったら何もないとこ行っちゃって、ほんとに山道入っちゃって、どこもUターン出来ずに、登っちゃった山道をずっとバック。1kmくらいバックで。しかも下り坂。
伊：こわ。
亀：もうセンサーがﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰ。でそこ（ハンドル横）にCurious Seiji（おさるのジョージのストラップ）がいて、おさるのジョージが頑張ってくれ頑張ってくれって言うんだけど、怖かったぁ。ほんとにあの時ね、たどり着かないかと思った、現場に。
刄：亀田さんを乗せた時の車、僕乗ってたんですけど、すごい慌てようでしたもんね。
亀：ちょっとおかしかったでしょ様子が。「ほんとにヤバかったんだよ」みたいな。
刄：ちょうど、「じゃあそこまで行きます！」って僕は駐車場からスタジオまでのに乗ってたんですけど。
亀：僕は自走で、自分の車で行ってて。
伊：我々、めっちゃ早く着いて、余裕でお茶とか。
亀：あのゲストハウスみたいなやつ？（笑）
伊：「お茶淹れますか」みたいな（笑）。
刄：最高だったよね。
伊：そう、よかった。
浮：富津ね。
亀：富津だ！
浮：富津ですね。千葉の。
亀：まだ夏の余韻がちょっとあったよね。楽しかったなぁ。
刄：俺プール入ってた、下の方で。
伊：俺泊まって温泉入って帰ったもん。
亀：え、あの日？
伊：そう、すいません（笑）。
亀：（笑）
浮：どこで？千葉で？
伊：そう、千葉で。たまたま休みで。
刄：それは奥さんに内緒で？
亀：何でそういうこと言うの（笑）
刄：ごめんなさい、僕はお酒が入ってるもんで、聞きたくなるんです（笑）
伊：しかも俺最後に水漬けされたじゃん。
亀：あーそうか！わっちだけ長かったもんね。
伊：そうなんです、一番最後にさ...
刄：いやいや一番最後は僕ですけど、まあいいですよ（笑）。
伊：あ、まあまあそうか。代わってくれたんだねとしちゃん。
亀：（笑）
刄：そうですよ。いやそうですよって偉そうなことは言えないですよ。
伊：としちゃん最後のシーンなんだったの？
刄：最後のシーンはクラッカーを止めるシーンだから、止めの合図（クランクアップ）があんまり盛り上がらなかったっていうね（笑）。「刄田さん終了で〜す！」っていうのがこれだけだから、やや拍手。はい撤収ですよ、みたいな。まだブツ撮り残ってるし。
亀：みんな終わった安堵の方が大きいみたいな。
刄：なんか演奏したりなんかやったりしたあとじゃなくて、クラッカーをカチンカチンカチンカチンピタッ、もう一回行きましょう、カチンカチンカチン、ごめんなさいほんとヘタクソでごめん！カチンカチンウッ、はい、お疲れ様でした〜、パチ、パチみたいな。
浮：まばらな拍手ね。よくあるよね。俺もあるよ。傷つくんだよねあれ。
亀：でもMVはほんとに毎回超大作だよね。軒並み朝。次の日の朝。下手すると昼。
刄：（笑）。昔はね。
vol.8（最終回）に続く......
【永久保存版】藤井風のカバー動画大全 #12：Love Story / 安室奈美恵
2011/12/26 動画名：Love Story / 安室奈美恵 耳コピ『私が恋愛できない理由』
「東京タワーのライトダウンストーリーって知ってる？」
「ライトダウンストーリー？」
「あっ あれですよね。東京タワーの イルミネーションが消える瞬間を見た恋人たちは幸せになるって。」
「そう。 25日までは夜7時半に消えるんだよね。今日は 特別に5・4・3・2・1・キュー！」
「わっ 消えた！幸せになれるかも！」
「さっきの シャンパンって恋の始まりだったりして！」
「それから もう一つ。恋がしたい全ての人にクリスマスプレゼント！」
東京タワーの展望デッキに大きなハートが映し出される。
「ハートだ！ かわいい！すごーい！」
「日本中の みんなが幸せな恋ができますように！」
「乾杯！」
……ジャーン、ジャーン、ダララジャーン、ジャーン……
ドラマ『私が恋愛できない理由』の最終回はこんな会話で締めくくられ、最後にはお決まりの「Love Story」が流れる。こんなん流れが完璧すぎて誰も口挟めねぇだろ。最高のドラマに最高の主題歌。それ以上の幸福がどこにある。
いや、まだ俺らは上を目指せる......そう、""藤井風のカバー""を聴けばな.....日常とフィクションの境界を曖昧にするイントロ、語りかけるようなAメロ、静けさから一気にサビまで離陸するBメロ、そしてひたすらに愛を表現しようともがくサビ。安室奈美恵の魂が憑依した、歌うようなピアノ。
美しい.............しかもただ「美しい」なだけじゃねえ、藤井風のピアノは美しいだけでなく、「人間が誰しも持っている美しい部分」にも光を当ててくれる。だから藤井風のピアノを聴いた人間は一人残らず、満たされ、救われる。
安室奈美恵と藤井風、どちらが欠けても生まれなかったこの幸福を愛したい。出会えたこの事この奇跡、感謝してる......
一言コメント：男の感動、ハムより厚（熱？）い。
Love Story / 安室奈美恵
作詞：TIGER 作曲：T-SK・TESUNG Kim・Liv NERVO・Mim NERVO
【永久保存版】藤井風のカバー動画大全 #11：フライングゲット / AKB48
2011/9/19 動画名：フライングゲット / AKB48[耳コピ]
街中で流れ過ぎてもはや日本人の根底にある「ナーナーナーナナナナーナーナー」を極限まで捏ねて、スパイスぶち込んで、音符をはち切れるくらいパンパンに詰めこむ。俺たちが再生した瞬間、音がコンマ何秒さえ途切れずドッと溢れてこっちに迫ってくる。そう、この動画は「聴くハンバーグ」なんだよ。
ナイフを入れた瞬間肉汁が溢れ出て止まらない。脳が止めようとしても体は貪るのをやめてくれねえ。こうして俺たちは1129万円の肉を平らげたってわけだ......
え？なぜその値段かって？
1129。「いちいちにーきゅう」。そぉーう。「いい肉」。
＼デェェェェェェェン／
ハンバァァアアアァァァァァアアアァァグ！！！！！！！！！！！！
一言コメント：元気ですかッッッ。どうでしたか今夜のジョークの焼き加減はッ？！？！？ご唱和ください行くゾッッッ！！！！！！
7, 8, 9, ジュ～～ッ......
フライングゲット / AKB48
作詞：秋元康 作曲：すみだしんや
![フライングゲット / AKB48[耳コピ] - YouTube](https://i.ytimg.com/vi/A8BZLFjxeUU/maxresdefault.jpg)
【永久保存版】藤井風のカバー動画大全 #10：幻想即興曲 / ショパン
2010/12/30 動画名：幻想即興曲 ショパン
最初の「ダーーン、ダーーーーン」で完全に脳が破壊された。
で、そこから始まるフレーズ......ｴｰﾄ､ﾅﾝﾀﾞｯｹ､ﾁｮｯﾄﾏｯﾃ............タララタラララタラララタラララタララタラララタラララタラララタラララタラララララララララララララララララララララララ～～～～ああアアアアァァァァァアアア！！！！無理無理無理無理ィィイイ！！クラシックの文字起こし、ダメ、絶対。「この演奏のここが音楽的に素晴らしい」とか「ここは誰々をリスペクトしてそうな弾き方」とか言ってみたかった......俺には無理だ......15年以上やってきたクラシックでさえも表現する術を持たねえのか俺は......「ここのタララタラララタラララタラララの"タラララ"の部分、すごくイイよね、ほかの人は"タららら"なんだけど、藤井風は"タラララ"って感じで、こっちのほうが俺は好き」とか書いてる時点でもう意味不明すぎる。
でも頑張ってまとめましたのでぜひみなさん読んでください......
・「ダーーン、ダーーーーン」がたのしい。
・「タラララタラララタラララタラララ」が「タラララタラララタラララタラララ」となっていないところがいい。
・「ターン...タラランタタラランタンタンタンターーン」がすごい。
・「ドュルルルルルルルルルルルルルルルルル....ﾀﾗﾗﾝﾀﾗﾗﾝﾀﾗﾗﾝﾀﾗﾗﾝ」がぐわーっって感じで最高。
やっぱ無理です.....
一言コメント：藤井風のショパンコンサート、ぜひぜひやってほしい。やるなら絶対行くから。曲目は
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
12の練習曲より第12番 ハ短調『革命』
ロンド ハ短調 Op.1
ノクターン 第19番 ホ短調 Op.72-1
4つのマズルカ Op.30
ボロネーズ 変イ長調『幻想』Op.61
幻想即興曲 Op.66
とかでどうでしょう。
【永久保存版】藤井風のカバー動画大全 #9：おしゃかしゃま / RADWIMPS
2010/12/30 動画名：おしゃかしゃまーRADWIMPS 耳コピ
ショパン→RADWIMPS→ショパン。は？高速反復横跳び・音楽部門優勝だろこんなん。これで動画録る順番も「ショパン→RADWIMPS→ショパン」だったとしたらいよいよ脳みそバグってる。俺が徒歩30秒のコンビニとの往復すら躊躇してる間に、藤井風は1800年代と2009年をたった一日で往復してる......しかも13歳で。対して俺は悲しき22歳。どこでこんなにも差がついたんですか教えろ？？？？
13歳の風が同じ音程の連打を練習している頃、13歳の俺はエロサイトにしぶとく表示される広告を消そうとiPod touchの画面を連打してたし、風が「おしゃかしゃま」聴き込みまくってる間、俺は大して世界中ありとあらゆるAV女優の喘ぎ声を聞き込んで声だけで有名どころを判別できるようになっていた............
さぁ来世のおいらに期待大......
東京事変の花金ﾅｲﾄ-ﾋﾞﾖﾝﾄﾞ - ｱｼﾞﾄなう。書き起こしvol.6
「東京事変の花金ﾅｲﾄ-ﾋﾞﾖﾝﾄﾞ - ｱｼﾞﾄなう。」（2021/12/22 21:00～）全文書き起こしです。
見逃してしまった方、アーカイブの代わり......とはなりませんが雰囲気を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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vol.1：オープニング～タイトルコール
vol.2：1. 群青日和～4. スーパースター
vol.3：5. 修羅場～7. キラーチューン
vol.4：8. 閃光少女～10. 生きる
vol.5：11. 女の子は誰でも～13. 落日
vol.6：14. うるうるうるう〜16. 緑酒（イマココ）
vol.7：17. 原罪と福音・18. 仏だけ徒歩
vol.8：19. 選ばれざる国民・エンディングトーク
〈vol.6 index〉
14. うるうるうるう
刄：（話の続き）ごめんね、（酒飲んでるのは）俺だけだけど。
浮：（訂正する）見てる人がね。
伊：そうそう、見てる人が。
刄：うん。ダラダラやって。
浮：「8年ぶりに『再生』して最初のアルバム」。
刄：そうそう、この曲がね。『うるうるうるう』。
伊：『ニュース』っていうミニアルバム。
浮：これ？この曲（は何で名前だっけ）？
刄：ハハッ、この曲は『うるうるうるう』。
亀：この曲も回文でしょ。うるうるう...
伊・刄：『うるうるうるう』です（笑）。
伊：一発でわかるでしょ（笑）。
亀：（爆笑）。えっ、回文じゃないの？！
伊：いやいや回文...
浮：どうせ回文なんでしょ（笑）。
亀：自分達のタイトルに「どうせ」って（笑）。
伊：一発でわかるじゃないですか『うるうるうるう』は（笑）。
亀：そうか（笑）。まあいいや回文だ回文。俺たち回文だから（笑）。
刄：トマトトマトトマトトマトトマトトマトトマトトマトみたいなこと（笑）。
亀：わっち、これどういう気分で作ったの？
伊：あ、逆に？
亀：「逆に」って何？！
浮：普通だよ、普通。
伊：これは再始動するっていう話が2017年ぐらいからあったでしょ。
刄：実はね。
伊：だからその話をいただいた時に、「やっぱ曲作んねぇと」みたいな昔のことをすごく背負っちゃって、「やべえやべえ」みたいな。その頃全然曲書いてなかったので、すごいプレッシャー感じながら作ってた。
刄：「あっぱ」とかやってなかったの？
伊：あっぱも全然、年に1, 2回くらいしかやってなかった。曲を作ってなかったの。
刄：あーそうなんだ。そういうモチベーションじゃなかったんだ。
伊：いやぁねぇ、曲（を作るの）疲れるじゃんもう。
浮：なんだそれ（笑）。
亀：今あんなに書いてくるくせにね（笑）。
（ここからメンバーの伊澤への不満が噴出）
刄：お蔵入りするのやめてほんと〜。
亀：そうそう、あとわっちさ、締切終わってんのに書いてくるっしょ。あとレコーディング当日とかでも持ってくるじゃん。
浮：それをみんな受け止めてさ、練習とかするけど、「やっぱもうこの曲いい」（お蔵入り）とか、すぐするじゃん。
伊：（爆笑）。
刄：俺だから聞くようにしてるもんいっつも。「もう変更ないよね？」って言って。その「変更ないよね？」を聞いてなかったりするからコイツ。もう2回も言うのやだ俺ダサいって言って。大谷さんとかメイクさんとかと話してて、「わっちもう変更ないよね？」って言っても聞いてないから、2回言うとダサいわーと思って。
伊：そういうのがあるのね（笑）。
浮：わっちくらいボンボン作れるの羨ましいですね。曲をね。
刄：ほんと？うっきーもちゃんと.....
伊：浮ちゃん本気出してないからじゃない？（笑）
浮：何てこと言うんだ（笑）。どうやったら本気出せるんだろうなぁ。
伊：いやいやいや（笑）。普通に（曲）持ってきてくださいよ。
亀：刄田さんビールおかわり入りました！これさ、紅白でやった？去年。去年だっけ？一昨年？一昨年か？アレ？
刄：一昨年はまだ再結成してないんじゃないですか？（笑）
亀：（爆笑）。だめだもう。俺一年とか（近年の出来事は記憶が）だめ。これ去年か。やったよね。で、MIKIKO先生の振り付けで。
刄：あ〜。
浮：（刄田のおかわりを見て）瓶だよ。瓶がきた今度（笑）。
刄：アッハッハッハッハ。
伊：うわいいなぁ。
刄：またプレモル。いいなあ！やっぱプレモル最高っすね。
浮：いいじゃんパジャマによく合ってる。
伊：林檎ちゃんもプレモルよく飲んでたような記憶がある。
浮：亀田さんもゴミ袋がまっきんきんになるっていう「YEBISU」期があって。
亀：ビン・カンのゴミ捨てる日ね、我が家から出るゴミ袋だけ色が金色になっちゃってた。
15. 赤の同盟
刄：亀田さんが、その体型を維持するのに.....むちゃくちゃな酒の飲み方するじゃないですか結構。
亀：そんなことないですよ。（とぼける）
浮：（笑）。
伊：だって今日も泳いできたって言ってました。違う違う、ここまで泳いできたわけじゃないよ。
一同：（爆笑）
伊：アジトみたいな（笑）。
亀：さすがアジト！みたいな。
浮：潜水して、ね。
刄：寝るまでビールを飲み続けて、ちょっと残して寝て、「喉渇いた！」って起きたときに飲むビールが一番美味しいって（亀田さんが）言ってました。
亀：やってたやってた。
刄：その「寝ビール」用の冷蔵庫を買ったって。
伊：うん、言ってた言ってたそれ。めっちゃ思い出した。
刄：一番体に悪いですよそれ。
亀：肝臓が休んでないもんね。
刄：喉渇いた！って言う時にはせめて水ですよ。ポカリとか。
浮：そういう感じ（ライフル片手にビールガブ飲み）でそういう注意してもあんまり全然ダメよ（笑）。
一同：（爆笑）
伊：ライフルも持って、ね。2人ともほんとタフですよね、リズム隊（亀田・刄田）ね。
亀：え、そんなことないよ〜みんなの方がタフだってば！
伊：いやいや、めっちゃ線細い、本当に元は。
刄：俺はもう、なんとかこの椎名さんのあまを、あまあま...あまじゃない、穴を埋めたいために......
浮：ビールを飲んでるわけね（笑）。
亀：......あーこれね。
刄：『赤の同盟』。
亀：『赤の同盟』ね。
刄：ドラマの主題歌。
伊：ドラマ良かった。
刄：これもわっちの曲だね。めっちゃ書くじゃん！（笑）
浮：そうそう。
伊：だから書くんだよとにかく。椎名さんの歌う姿が......いや俺本当さ、ぶっちゃけていい？（東京事変が）2020年で終わる予定だったじゃないですか......これ言っちゃっていいのかな？だけどやっぱり、（活動休止を）伸ばしたかったわけよ俺は。
浮：もっとやりたかった？
伊：そう。だからめっちゃ曲書いた。これ絶対、（作った曲が『音楽』に）入りきらなかったら、ワンチャン伸びんじゃね？って。
刄：上手いこといってるじゃないですか。
亀：俺まだアルバム一枚くらい作れる曲はありますよ、みたいな。
伊：そうなんです。俺なりのプレゼンだったんですよ。だから、これ見て！（腕を使って、5月放送の「ｱｼﾞﾄなう」で初披露されたポーズ）こうでしょ、こう伸びるよね？みたいな。これで終わる予定が、あれ？みたいな。
亀：2020、2021！
浮：そしてまたそれが繰り返されていく。
伊：そう、それでこうなる。（右手をめいいっぱい伸ばす）
亀・浮：（爆笑）。
伊：（スマホをいじる刄田を指差して）聞いてねぇ（笑）。
浮：ハッハッハッハッ。
刄：ごめんごめん、普通にLINEしてた。LINEじゃないよ、ごめんなさい（笑）
亀：なんだっけ、『赤の同盟』（が主題歌として使われたドラマ『私たちはどうかしている』）の厨房のシーンが、『緑酒』（のMV）の撮影した場所だっていってなかったっけ？
伊：あぁ、言ってましたね。
亀：なんでこんなに色んなものが繋がるんだろうっていつもやってて思う。
伊：それは椎名さん考えてたんじゃないですか？
亀：考えてたの？
浮：全然わかんない。長瀞？
亀：そうそう。『緑酒』のMV。間違ってたらどうしよう。いやでも確かそういう風にいってた気がするな。
刄：え、そうなんすか？！
亀：『赤の同盟』のドラマの中の厨房は、ここなんですよって、（『緑酒』のMVに出てくる）あそこの料亭の女将さんが言ってた。赤から緑ですげえなと思ったんだよ。そういう伏線回収だって。
伊：お客さんの間でもいろいろと都市伝説的なことがあるじゃないですか。歌詞の内容とかもそうですけど。
刄：俺もお客さんから教えてもらうこといっぱいだもん。生放送なの？収録なの？みたいなのを教えてもらうこともある。大丈夫かなこれ（笑）
伊：お客さんやっぱり耳が肥えてる。
浮：クリエイティブですよね。
亀：さっきも言ってた、林檎さんの何がすごいかって、未来予言じゃないけど伏線回収っていうか。
16. 緑酒
亀：（話の続き）知らないところで.....俺が知らなすぎるだけ？（笑）
伊：いやいやいや、そんなことはない。それはもうみんな言ってますもん。
亀：えっ？！っていうのあるよね。あと、（『音楽』の制作過程で）だんだん色が増えてきた...俺、わかったよ！みたいな。もうみんなわかってんだけど。
刄：いやいや、僕そういう含まれたこととかほんとわかんなかったっす。
亀：わかんなかったでしょ？『仏だけ徒歩』の回文がわかんなかったんだもん俺、はじめ（笑）。
刄：ぶっちゃけ歌詞の漢字が難しすぎて大変なんですよいっつも。そんな（風）にならない？
伊：漢字は難しい。読み方が。
亀：そうね。
浮：レコーディングの時大変だもん。コーラス録る時とか。
亀：あの歌詞カードでやってんの？
浮：そう。
亀：うわぁあれ...でもみんなもジャケットでは見てるのか、ほぼ同じものを。あれで歌入れやってるんすよみんな。（イメージ：↓）
刄：そうなんだよ。そこすごいよね。これ、いい情報かもしれないね。
亀：しかもちゃんとおさまってんだよね。
伊：（椎名林檎は）テトリス得意だって言ってたじゃん、この間ロスジェネ（白書）で。あぁなるほどな、みたいな。
亀：テトリスで鍛えたんかな？
伊：じゃないですか？たぶん。聞いてみようか、メールで。
亀：（笑）
刄：ジャケットデザインであの形じゃなくて、もう歌詞ができた瞬間にあれになってるんだもんね。ルビとか入れる余地がないわけだよね。
伊：詞曲も同時だって言ってた。同時にできるんだって。
亀：でも、俺らの書いてる曲に歌詞つける時は？そこもぴったり入ってるよ？
伊：（笑いながら）いやそれはないんじゃないっすか？
亀：（ここから師匠の勘違い）いやいや、歌詞カード入ってない？
伊：え？どういうことっすか？（笑）
亀：歌詞カードいっぱいに一曲分、きれいに四角に。
伊：それはそうですけど......いま、曲ができる時に、椎名さんは詞と曲を同時に作るタイプっていう......
亀：（食い気味に）わからんちん！
一同：（笑）。
浮：でました。
伊：名物。
亀：思考放棄（笑）。
伊：僕も絶対使うそれ。亀田さんの歳になったら使っちゃう（笑）なんか会話とまっちゃったよ（笑）。
亀：俺この曲のコーラス入ったときはすごいもうワクワクしたよ。
浮：こういう歌唱法（『緑酒』のサビ後）は、すごい上手なんですよ、伊澤さんが。
亀：これ伊澤案？
伊：いやいや、椎名さん案。
亀：椎名さん案で、発声みたいな？歌唱法みたいな。
浮：そうそう。どういう感じ？
伊：（実演しようとする）
一同：（笑）。
伊：......まあいわゆる声楽の感じで。そういう感じで歌ってみたいな風に（椎名さんが）。嘘でしょみたいな感じで言ったら、やってみるとウケるから椎名さんに。
亀：コーラスって譜面書いていつもやってるの？ごめんねコーラス入れる時って大抵いないから...
伊：いやいや、これは（譜面）なかったよね。
浮：譜面ないよね。
亀：譜面なしで、なんとなく...
浮：その場で。
亀：歌って、で、ハーモニーもつけて、オクターブとか。
刄：それがすごいよな。すごすぎ。
伊：何が楽しいんすか？コーラス録りって。
亀：いや、でも俺ほとんどコーラス入れてないけど、その（コーラス録りの）スケジュールが回ってきてるときにちょっと羨ましい。みんなはまた会ってんだ、って。
一同：（笑）。
伊：ほんとっすか？とか言いながら横で電話して（亀田の真似をして怖い顔で電話の振り）「おう、次なぁ、Bのとこ？違う違う」って。
亀：（笑）。別の現場で？ないよ、みんな、そんなことしてないからね（笑）。
刄：昔はやってました。
伊：よく見てた。
亀：善光寺の境内歩きながら俺......
刄：「トロンボーン入れてさぁ」みたいな（笑）。
伊：あれちょっとかっこいいんだよね。一瞬顔が変わるから（笑）。
亀：顔が変わるの？！
vol.7に続く...
【永久保存版】藤井風のカバー動画大全 #8：革命のエチュード / ショパン
2010/12/30 動画名：革命のエチュード ショパン
いままで見てきた藤井風とは完全なる別人格がそこに座っている......#7までJ-POP、でこれがゴリゴリのクラシック、で次がRADWIMPS。頭オカシくなりそう......
この曲はもともと左手の練習曲なのであるが、左手で弾くべきところを右手で弾ききってしまう猛者。最初指の動き見てたときに違和感がすごかったのはコレか。その弾き方に批判コメントがたくさん来ているが……当の本人は「この方がのびのび弾けて曲にノビが出るんやで」とかしゃあしゃあ言い放ちそうでちょっと笑ってしまう。
結構前に「HELP EVER HURT NEVER オフィシャルピアノスコア」なるものを買ったのだが、そこには藤井風からのメッセージが。
“きちんと楽譜通りにひくことに挑戦するのはもちろん素晴らしい事ですが、弾きにくいところは、自分の弾きやすいように音を省いてもかまいません。逆に物足らないところがあれば、自分のアレンジを加えてもいいかもしれません。”
“弾き語りの歌メロに関しても同じです。譜面上の指示やアドバイスはありますが、最終的には自分が歌いたいように、表現したいようにやってみてください。”
“この曲集が、皆さんの素敵なミュージックライフのお役に立てますように。”
そもそも彼はきちんとしたクラシック・ピアノの教育を受けている。その盤石な地盤をそなえた上で「弾きやすいように弾いていい」、これが言えることが凄い。理論ゴリゴリ・正確さ重視で攻めていってもおかしくないところを、「自由」に、しかし音楽に誠実にこなしていく。
逆に言えば、彼が圧倒的な音楽的素養を持ち合わせていることを我々は知っているから、彼がどんなにアドリブを入れたとしても安心して見ていられる。多くのミュージシャンすら彼に惹かれるのは、自分にはない、彼の（ある意味での）「自由さ」「寛容さ」に惚れ込み、それを欲しているからだろう。
一言コメント：なんか今回すごい真面目だね。しっかりしろ！！俺！！！
